安曇野の美しい自然とゆっくり流れる時間の中でスローライフ

by azumino-macro

上高地は神降地


白馬の温泉で露天風呂に浸かりながら他の観光客と旅の情報交換をしていた時に、
「6月の始め、上高地の明神橋のあたり一面にニリンソウが咲いてそれはきれいだった」という話を聞きました。

今年はニリンソウが咲く時期(低山では、4月の始め)は引越で忙しかったので、
とても見に行く余裕はなかったのですが、(平地でも湿地帯なら咲いている所があります)
でもよく考えると、上高地ならまだ間に合うということですね^^

調べてみると、上高地へのマイカーの乗り入れ規制のため、
自家用車は釜トンネルまでしか行くことが出来ないそうなので、電車とバスを乗り継いで行くことに。
朝早く出発すれば、何とか日帰りできそうです^^

松本電鉄で新島々駅までノンビリと、その後、バスに乗り換え約1時間、
車がやっとすれ違える細い山道を奥へ奥へと進みます。
急に視界が開け、いきなり目に飛び込んできたのは、静かなグリーンの水面の向こうに堂々とそびえる穂高連峰でした。

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大正池でバスを降り、自然研究路を歩きながら、河童橋、明神池へ。
左手より、西穂高、奥穂高、前穂高、そして一番右手が明神岳。

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振り返ると、焼岳も見えます。

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大正池は、評判通りの神秘的な美しい所でした。

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田代池のあたりは、見事な新緑です。

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手前を流れる梓川はあまりに有名ですね。
(この梓川は松本市への方へと流れていき、松本市と安曇野市の境を流れる犀川に合流します)

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そして、目的のニリンソウですが、話の通り、咲いていました!

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この花を見ると、spring ephemeral を感じます^^
spring ephemeralとは、春一番に咲き、花が終わった後は、葉も茎も跡形もなくなってしまう花を言います。
(但し、地下茎は残っていて、次の春、同じ所からまた芽を出します)
短い春を象徴しているかのような可憐な花が多いです^^

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その他にも、ワスレナグサ

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サンカヨウ

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オオカメノキ(ムシカリ)

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シロバナエンレイソウ

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イワカガミ

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自宅から約2時間。思ったより近かった上高地。
上高地は神降地。
ここは、安曇野の雰囲気とは全く違っていて、荘厳で神秘的なサンクチュアリ
人が住まうところではなく、神が住まうところ。
その美しい風景にはどこか人を寄せ付けない厳しさがありますが、
またそれが人々を魅了するのでしょうね^^

(「かみこうち」の名称は本来「神垣内」と漢字表記したそうですが、その後「上高地」が一般的となりました。
「神垣内」とは、穂高神社の祭神、穂高見命(ほたかみのみこと)が穂高岳に降臨し、
明神池と明神池の畔にある穂高神社奥社で祀られていることに由来しているそうです。)
by azumino-macro | 2010-06-10 22:36 | 信州あれこれ