秘湯 葛温泉
2010年 07月 21日今日は、各地で今年の最高気温を記録したそうで、本当に暑かったですね!
安曇野でも日中の最高気温は、昨日よりさらに上がり、34℃にも達しました@@;
今日は、この暑さで掻いた汗を流そうと、
大町市へと流れる高瀬川の渓谷沿いにひっそりとたたずむ葛温泉に
秘湯気分を味わいに行ってきました。
槍ヶ岳を源流とする水俣川が合流する高瀬川には、
上流から高瀬ダム、七倉ダム、大町ダムと3つのダムが続き、
マイカーが入れるのは、葛温泉のある七倉ダムまでで、
その先の高瀬ダムへ行くには、タクシーを利用することになります。
(高瀬ダムからさらに奥は烏帽子岳への登山道となり、
また、湯俣温泉を経由すると槍ヶ岳へ通じる登山道となります。)
葛温泉には、3軒の温泉宿があり、そのうちの2軒が日帰り温泉として利用することができます。
今日は、そのうちの一つ、「温宿かじか」へ。
山小屋のような建物を想像していたのですが、なかなか洒落た造りの旅館でした。
前身の河鹿荘は、昭和44年8月の水害で流失、
「温宿かじか」はその河鹿荘を平成8年5月再建したものだそうで、
館内は、木のぬくもりのあるとても落ち着いた雰囲気で、ゆっくりくつろげます^^
葛温泉の「葛」という温泉名の由来は、昔、飢饉の時に困窮した村人が、
葛の根(自然薯)を掘りに山中に入り、発見したのが始まりとされているようです。
お風呂は内湯と外湯(半露天)があり、周りを森の木々に囲まれた森のいで湯という雰囲気で、
お湯に浸かりながら森林浴ができそうです^^
高瀬渓谷は、紅葉の名所でもあるので、きっと秋の紅葉のシーズンは、
この露天風呂からの眺めは最高でしょうね^^
お湯は、源泉かけ流し、わずかに湯花のようなものが混じっていて、秘湯の雰囲気を高めてくれます。
森のひんやりした空気の中で、ゆったりと温泉に浸かっていると、
猛暑の暑さで消耗しかけた身体や頭がすっきりと回復してくるから不思議ですね。
暑い夏には、海やプールばかりでなく、温泉で汗を流すのも、リフレッシュできていい気持ちです^^
by azumino-macro
| 2010-07-21 22:40
| 温泉ライフ