安曇野の美しい自然とゆっくり流れる時間の中でスローライフ

by azumino-macro

三九郎

昨年の年の暮れに、1月9日(日)に「三九郎」が行われる旨の回覧が回ってきました。
「三九郎」?
何のことだかわからなかったので、お隣さんにお会いした時にお聞きしたら、

小正月に行われる子供中心の行事で、
お正月に飾った注連縄、松飾り、達磨などを集めて燃やし、神送りをする行事で、

また、この三九郎の火で焼いた繭玉(まゆだま)を食べると、
一年間無病息災で過ごせると言われているのだそうです。

全国的には、「どんど焼き」と言われているものが、
松本地方では、「三九郎」と呼ばれているそうで、
どんど焼きも見たことがなかったので、見に行くことにしました^^


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我が地区の三九郎です。
小三九郎と大三九郎の二つの三九郎がすでに準備されていました。
(両方とも同じ大きさなので、どっちが小で、どっちが大なのか、よくわかりません^^;)

達磨やら松飾やら山積みされていて、思ったより大きなものでした。
(我が家の門松の一部もこの中に含まれている筈です^^;)


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地区の小学校6年生が火のついた松明を持って、三九郎に火をつけます。
(飛び火すると危ないので、消防自動車が側に待機していました)


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火は、あっという間に燃え広がり(火事の恐ろしさを垣間見た気がします^^;)
それまで、あまりの寒さに凍えていたのですが、
三九郎は、大きな焚き火となって、辺りを暖かくしてくれました^^


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ほんの10分ほどで、火は下火になり、


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大人も子供もお餅やマシュマロを小枝に付けた繭玉を手に持って、
合図があるまで、じっと火を見つめながら、スタートを待ちます。


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合図の後、みな三九郎の残り火の周りに集まって、
手にした繭玉を火の中に入れて、炙り、一年間の無病息災を願って食べます。 


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最近は、繭玉もカラフルになり、形も様々なものがあるようで、
300年を超えて伝わってきた行事ですが、
みなそれぞれに現代的にアレンジして楽しんでいるようでした^^

昔から続いている行事とは言え、三九郎を通して、
この地区の人々は、次の世代を担う子供達をとっても大切にしているんですね^^

地区の行事を通して繋がっていく人と人との絆を強く感じた1時間でした。
by azumino-macro | 2011-01-09 22:29 | 安曇野あれこれ