安曇野の美しい自然とゆっくり流れる時間の中でスローライフ

by azumino-macro

放射能汚染-今、マクロビオティックにできること

地震後、ストップしていた交通手段が再開したので、
10日ぶりに古巣へ行ってきました。

いつもとそれほど変わらない生活を送ることができる安曇野とは違い、
まだまだ余震が続く被災地に近いということもあって、
計画停電による影響や交通網の混乱、一部水道も復旧していない箇所もあり、
灯油やガソリンもほとんど手に入らないという状況でした。

おまけに、放射性物質検出の影響で、
福島県、茨城県、栃木県、群馬県で農産物の一部が出荷制限になり、
また、福島県では、摂取制限の農産物もあり、
これによる健康への悪影響も心配ですが、
農家や畜産農家への経済的大打撃は計り知れず、蒼ざめるばかりです。

そして更に、東京都の水道水からも放射性物質が検知されたということで、
乳幼児への飲用は控えるようにとの政府の呼びかけ。

次から次へと降りかかる地震災害の余波に、
ここまで多くの人が影響を受け、翻弄されるとは、
あまりの仕打ちに、言葉もありません。

原発事故で、誰もが一番恐れていたこと。
人体被爆も恐ろしいことですが、水や土壌や農作物への放射能汚染も重大な問題です。

このような緊急時に、マクロビオティックの食事が少しでもお役に立てることを願い、
異論・反論あるかと思いますが、ここでご紹介することにいたします。

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玄米には、フィチン酸という鉄、亜鉛などの金属イオンに対して
強いキレート作用(他の物質と強く結びつく力)を示す生体物質が多く含まれていて、

このフィチン酸のキレート作用により、フィチン酸が体外へ排泄される時に、
体内に溜まったものを一緒に体外へ排泄するというデトックス効果があるとされています。

玄米を食べるだけで、比較的楽に体重を減らせるのも、この作用によるものと言えます。
このキレート作用の効果を最大限に利用するには、発芽玄米はキレート作用が弱くなっていますので、
普通の玄米を炊いて食べることをお勧めします。

フィチン酸は、玄米だけでなく、未精製の穀物や豆類に多く含まれます。

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そして、味噌を使った味噌汁も放射線被爆に効果があるとされています。

放射線被爆により甲状腺癌を発症するリスクが倍増すると言われていますが、
それを防ぐ効果のあると言われているヨードを摂取するためにも、
昆布出汁のワカメの味噌汁を飲むことは、
放射線汚染が与える人体への悪影響を低減する効果があります。

チェルノブイリ原発事故のあと、ヨーロッパで日本の「みそ」がとぶように売れたという話もあります。

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一進一退の原発事故の復旧作業。

これでもか、これでもか、と次々と発生する困難にも挫けずに、
放射能汚染の被害を最小限に留められるように少しでも知恵を絞って、
この国家の一大事を最後までみんなで歯を食いしばって乗り切りましょう!

「爆弾をうけた人には塩がいい。玄米飯にうんと塩をつけてにぎるんだ。
塩からい味噌汁をつくって毎日食べさせろ。そして、甘いものを避けろ。砂糖は絶対にいかんぞ」
(秋月辰一郎著「死の同心円-長崎被爆医師の記録」*講談社刊より)

*1945年8月9日、長崎に原爆が投下され、その爆心地から、たった1.8kmのところで、
 当時聖フランシスコ病院医長を務めていた秋月辰一郎博士と病院関係者は全員被爆しましたが、
 秋山博士の指示通りにしたところ、患者の救助にあたったスタッフらに、
 原爆症の症状は出なかったという記録が残されています。
by azumino-macro | 2011-03-23 23:18 | Macrobiotic