安曇野の美しい自然とゆっくり流れる時間の中でスローライフ

by azumino-macro

保福寺峠 ウォルター・ウェストンの足跡を訪ねて

イギリス人宣教師であり、日本各地の山に登り『日本アルプスの登山と探検』などを著し、
日本アルプスなどの山及び当時の日本の風習を世界中に紹介した登山家ウォルター・ウェストンが
1891年に上田から保福寺峠を越えた時に、峠から見た北アルプスを賞賛したという
その記念すべき保福寺峠から見た北アルプスの風景をこの目で確かめたくて

始めて保福寺峠を訪れたのは、昨年の秋でした。

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その時、目にした素晴らしい風景は、きっと、
当時のウェストンが目にしたであろう風景と、それほど変わらない姿で時を経て、そこにありました。

その時見た風景は、忘れられないほど素晴らしかったにも拘らず、
その時撮った写真をブログにUPすることなく、今日に至ってしまいました^^;
(昨年撮影した写真の中でも、ベスト数枚に入るほどの美しい風景でしたが、何故かUPしませんでした^^;)

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丁度一年前に見た保福寺峠からの素晴らしい風景が忘れられなくて、
北アルプスが比較的きれいに見える日を選んで行ってみることにしました。

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途中、通過した旧四賀村から見た北アルプス。
常念岳が真正面に見えていましたが、空の様子がすでに怪しくなってきていますね^^;

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こちらのお寺は、峠の名前にもなっている「保福寺」

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保福寺山門横にあった道祖神。
何だか、とっても幸せそうなお顔の男女双体像ですね^^ 
(こんな感じになりたいものですね^^;)

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保福寺峠へ至る林道(下奈良本豊科線)の入り口から見た北アルプス。
期待していたお天気でしたが、快晴には程遠く、
どうも今日は昨年の様な絶景にはお目にかかれないようです^^;

この林道下奈良本豊科線は、昔の五畿七道の一つの東山道(とうさんどう)で、
本州の内陸部を近江国(滋賀県)から陸奥国(青森、山形)を貫く幹線道(街道)でしたが、

松本城主が参勤交代のため江戸に上がる際に歩いた当時の街道の面影は
今は、ほとんど残っていないのが残念です。

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昨年同じ場所から見た北アルプスの風景がこれです。
お天気と、北アルプスに雪がついているかどうかで、こんなにも印象が違うのですね^^;

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常念岳と槍ヶ岳。
昨年の11月11日に、保福寺峠を訪れた時には、北アルプスは、すでにこんなに冠雪していたのでした^^;

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ウェストンが見たであろうこの風景は、
やはり彼がその著書の中で絶賛するに相応しい感動を秘めていますね^^

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松本市(旧四賀村)と青木村との境にある保福寺峠の最高地点に、
ウェストンの足跡を伺うことのできる場所がありました。

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そこには、「ウォルター・ウェストン日本アルプス絶賛の地」と彫られた記念碑がひっそりと建っていました。

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東側の青木村から山道を登ってきて、
この峠に辿り着いて初めて北アルプスを目にしたウェストンの気持ちを想像しながら、

遠く空に浮かぶようにそびえる壮大な北アルプスの風景を眺めていると、
いつの時代でも見る人に感動を与える北アルプスの美しい風景に改めて胸を打たれます。

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ウェストンが初めて目にし、感動した(であろう)日本アルプスの風景。
(今年の写真では、その感動を想像できないと思われるので、昨年の写真をご覧下さい^^;)

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今年は、空がすっきりとしない日が多く、全く写真にならない日が多のが、本当に残念です。

この林道は、もうそろそろ冬季閉鎖になってしまうため、
今年は、保福寺峠からのベストショットは、撮れないまま諦めるしかありませんが、

また来春、林道が開通したら、ウェストンが絶賛したという風景を見に、再訪したいと思います^^;
by azumino-macro | 2011-11-14 22:31 | 信州あれこれ