田植え初体験!
2011年 05月 21日今年の4月から毎月、農薬を使わないお米や野菜などの農作物の栽培方法や
食べられるキノコの見分け方や、花木の手入れ法や病虫害対策、
はたまた味噌・豆腐作り、に至るまで、
毎月異なるテーマで、各専門講師による講義や実習を通して、
環境にやさしい農作物作りを、初心者にも分かり易く教えてくれるというので、
有機農法のノウハウを家庭菜園に活用しようと、参加することにしました。
農薬を使わない米作りの実習の第一日目は、
代掻きをした後に注水し、浮草を除去した田んぼに線引きをする作業です。
このあづみ野農業塾では、お米を無農薬で栽培するだけでなく、
昔ながらの農作業を体験する場でもあるようで、
今は、機械を使うことで、やる必要のなくなった線引きなどの農作業も
全部手作業でやることになっています。
昔は、こんな農機具を使って、線引きをし、稲を植え付ける場所を確認しながら
田植えをしたのですね^^;
稲の苗は、縦と横(横は1.5間隔)の線に沿って、植えていくことになります。
代掻き、線引き、田植えを、連日、時間を空けないでやると、
除草剤を使わなくても、雑草が生えてこない、のだそうです。
(但し、常に田んぼには水が張っている状態であることが重要だそうで、
少しでも、水から土が出てしまうと、雑草が生えてきてしまうそうです^^;)
翌日は、いよいよ、田植えの作業です!^^
今日は朝から、気温が高く、日差しも強かったので、
しっかり紫外線対策をして、早朝から作業開始です^^
田植えは、手植えで行うため、塾生全員が田んぼに入って、
昨日線引きで付けた線に沿って、一斉に苗を植えていきます。
一ヵ所に、苗を三本ずつ植えていきます。
腰を屈めながらの作業なのと、ぬかるんだ土泥に足をとられて、
足を抜いて進んでいくのが大変で、初心者にとっては、かなりハードな作業でした^^;
それでも、大勢で作業したので、あっという間に田植えは終了しました^^v
そして、最後に、糧1号というツバキの実、大豆、米ぬかを主成分とした有機肥料を撒きます。
これで、今日の作業は終了です。
このまま9月初旬まで注水を怠らずにすれば、9月中旬には、稲刈りとなります。
そして、収穫したお米は、ハゼ掛けをし、天日干しにします。
(ハゼ掛け米は、甘味が増し、美味しいと言われています)
10月に脱穀したお米は、玄米の形でいただけるそうで、
自分たちが田植えをし、育てたお米の収穫が、今からとっても楽しみです^^