安曇野の美しい自然とゆっくり流れる時間の中でスローライフ

by azumino-macro

麦秋の安曇野

麦秋(ばくしゅう)とは、麦の穂が実り、
収穫期を迎えた初夏の頃の季節のことを指すそうで、
秋に撒いた麦が成長し、春には青麦だったものが、
このところ一気に黄金色になって、人目を引くようになりました。

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北アルプスも午前中の短い間だけ、姿を現してくれました^^

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小麦についての小話。

小麦農林10号(こむぎのうりん10ごう)は、
1935年(昭和10年)に日本で育成されたコムギ品種で、
後に、アメリカ合衆国のコムギ品種ゲインズ(Gaines)の親となり、

さらにはメキシコ系コムギとの交配に用いられるなど、
世界的なコムギの生産性向上に大きく貢献したそうです。

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アメリカで広く栽培されている小麦の元を糺せば、日本で生まれた小麦なんですね^^;
輸入小麦の大半は、この小麦農林10号の子孫だということになり、
日本で小麦栽培があまり盛んでないのが、不思議なくらいです。

安曇野でも、麦の生産量はあまり多くないようです。

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この黄金色に色づいた麦刈りの日も近い安曇野ですが、
今日の日中は、25.8℃まで気温が上昇しました@@;
(昨日までの寒さは何だったんでしょうねぇー?^^;)

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空は、もはや春のものではなく、初夏の空に変わりつつあります。
(つまり、すっきり→どんより、ということですね^^;)

これから、北アルプスがくっきりと見える日は少なくなり、
梅雨が明ける頃には、北アルプスは、あたかも別山?というような変貌を遂げ、
すっかり夏山に変身していることでしょう^^;
by azumino-macro | 2011-06-03 23:14 | 安曇野あれこれ