聖山音楽祭2012開催!
2012年 08月 07日オープニングセレモニーは、旧大岡村にある樋知(ひじり)大神社の境内にあるお種池で行われました。
聖山の山すそには、数多くの泉が湧き出しています。
そのひとつ、樋知(ひじり)大神社の境内にあるお種池には次のような伝説があります。
越後から熊野へ向かう修行僧は、聖山の麓で一泊したさい、
夢に現われた熊野権現から聖山で修行するようお告げを受けました。
僧は、お告げに従い山にこもって修行に励んでいました。
ある日、山を下りた僧は、旱(ひでり)のため水不足に苦しんでいる村人の窮状を知り、
日夜を問わず必死に祈りました。
祈りはやがて天に届き、僧の手に授けられた水玉からあふれ出した水から、お種池ができました。
村人を救ったこの僧はのちに、「学道さま」と呼ばれるようになりました。
旱が続くと村人は、お種池の中にある祠のまわりを歩いて雨乞いの祈りをしました。
雨乞いは明治初期まで行われたそうです。
スワルマンダル演奏者のチャーリーみやもとさんの幻想的な演奏と
青柳ひづるさんの舞踏。
二人の織りなす幻想の世界が、わたし達を、古の世界へと誘います。
その後、場所を移動して、聖山山頂付近にあるブナの木にて
まずは、ヘルマンハープの演奏から
ヘルマンハープは、このような特殊な楽譜を楽器に挟み、書かれた音符の通りに
両手の指で弾いて、音を出します。
楽譜の読めない初心者でも、簡単に弾くことが出来る美しい音色の楽器です。
次に演奏されたのは、ギター演奏者であり、ギター製作者である白柳淳さん。
そして、ラストは、ルミエール・ドゥ・ソレイユの合唱
音楽祭のテーマ音楽でもある「母なる木のうた」も歌われました。
この音楽祭の模様は、Youtubeで配信中です。
野外で行われたオープニングセレモニーは、必見ですよ^^
聖山音楽祭2012オープニングセレモニー「命の泉」
聖山音楽祭2012野外コンサート 母なる木に捧ぐ ヘルマンハープ演奏
聖山音楽祭2012野外コンサート 母なる木に捧ぐ 合唱